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処刑の丘のout1のレビュー・感想・評価

処刑の丘(1976年製作の映画)
3.5
パルチザン(マイケル・ビーン似)と判事(マイケル・アイアンサイド似)の二人のマイケルの顔芸対決が見せ場。

銃撃戦、逃避行、家宅捜査サスペンス、尋問と続くシーンの、悪く言えば上手くなく、良く言えばカタルシスを回避した演出は嫌いじゃなかった。
主人公の行動原理のブレ、妄想にパルチザン的なカタルシスを見出す演出も興味深かった。

傀儡による同胞殺し、
戦争における被支配者地域の悲劇のロシア版。

ある意味よくある構造だけど、パルチザン的なアクションを妄想に見出して、距離を置く演出は、今見ても新鮮。
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