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幸せになるための27のドレスのRareのネタバレレビュー・内容・結末

2.9

このレビューはネタバレを含みます

可愛いお話だった
でも何か物足りなく感じてしまうのは、結婚→幸せ、とは考えられないからなのだな
自分にとっての幸せは、結婚では足りないってことがわかった
仕事でのやりがいを得られないと幸せとは思えないんだな



自分で企業を立ち上げたやり手社長に恋をしながらも打ち明けられないでいる秘書の主人公。
社長は彼女がいなくてはなりたたないため、どんなことでも頼まれれば引き受けてしまう。
そして、彼女は、結婚式に対して人一倍に憧れを抱き、友人たちの結婚式をサポートして回っていた。
そんな中、彼女の妹が帰ってくる。
魅力的な妹は、社長に猛アタックし、社長の理想になるために嘘をつきながら付き合い始め、やがて結婚をすることになり、彼への気持ちを拭いきれないまま、妹の結婚式の準備を引き受けてしまう。
彼女に目をつけた結婚式記事担当の記者は、彼と妹の結婚式特集をすると言い出し、彼女につきまとう。
一方、好きな人と妹の結婚式を手伝いたいわけがないのに、嫌と言えない彼女は、妹が母親のウエディングドレスを切ってしまったことを知り、激怒する。結婚式当日、彼女はスライドの写真をすり替え、妹の嘘が公になってしまい、婚約は破談となる。
彼女を特集した記事は公表されてしまい、記者との関係も最悪になる。
記者に利用されたと怒る彼女であったが、社長に嫌と言わないことを感謝され、社長への気持ちが冷めていることに気づく。そして記者への想いに気づく。
他人の結婚式で27着のドレスを着て、28着目にようやく幸せを手に入れた。
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