しま

復活の日のしまのネタバレレビュー・内容・結末

復活の日(1980年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

日本映画とは思えないスケールの大きさで感動。キャストがほとんど外国人でセリフも英語。日本の基地や日本の状況をメインにしてもいない。日本人が日本語のセリフで喋ってる部分は邦画を感じたけど、それ以外は洋画にしか思えなかった。
原作が素晴らしいんのはあるんだろうけど、脚本も映像も音楽も良い。

冷戦中に盗まれた細菌兵器によって、南極以外の人間が滅亡する。

公開当時どんな評価だったかは分からないけど、コロナでパンデミックになった今なら全然他人事じゃなく見られるし、コロナがMM-88じゃなくてよかったとさえ思う。

冷戦中の米ソのシステムによって地震をきっかけに自動防衛システムとしてミサイルが発射され、止めることも間に合わずウイルスの次は核で世界が物理的に崩壊する。
(とにかく日本映画とは思えないほどに爆破とかにもお金かかってるのが分かる)

子供たちが生きていることを信じて、草刈正雄がアメリカから南米大陸まで数年放浪しているシーンでの生命力、奇跡の再会のラスト、最高だった。
しま

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