なかずかい

ゴジラ対メガロのなかずかいのレビュー・感想・評価

ゴジラ対メガロ(1973年製作の映画)
3.0
『ゴジラ・ミニラ・ガバラ〜』と同じく小さい頃でさえ見てなかったゴジラ映画、今回初視聴。まあなんか今思うにどっちも子供向けっぽい印象があったのが理由だとは思うんだけど。

前作ではMハンター星雲人という宇宙人が攻めてきたが、今回は海底王国のシートピア人が攻めてくる。理由は核実験による地割れのせい、って完全に人類が悪いやんけ。で何故かメガロで攻めてくる矛先は日本だしMハンター星雲人に頼んでガイガンも連れてきてもらうし。前作でガイガンが友達になってくれたキングギドラはリストラである。いいのかお前宇宙に逃げ帰ったまんまで。

既になんじゃそりゃという感じだが、今作はやはりジェットジャガーである。何故か青年科学者が作ったロボットがやたらと高性能で、ジェット噴射もしないで反重力かなんかみたいに飛ぶわ自我は持つわ挙げ句に巨大化である。何故そんなことになるのか。そりゃシートピア人もジェットジャガーに目をつけるわな。

「ガイガンだ!」「どっちの味方なんだい?」「決まってるじゃないかメガロに」
身も蓋もねえ!

メガロが暴れる特撮がとにかく圧巻なのが見所。小河内ダムの崩壊シーンとか凄い。でも日本じゃなくて国連本部とかに行ってくれな。一応国際核実験らしいので多分国連かなんか主導なんでしょ。
一応ガイガンは前作よりはゴジラ相手に頑張ったように思う。流血させてるし。

物凄く低予算のようでそもそものキャストがかなり少人数。メガロに飛ばされたコンテナ内にいた2人、その後ケロッとしてるけど絶対に死ぬレベルの事故だと思うアレは。
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