原作の『小公女』とまさかと思うほど違ったけれど、同じくハッピーエンドなので、まあいいかな。アルフォンソ・キュアロン監督の初期の作品で、舞台の寄宿舎はイギリスからアメリカに変わっていて、セーラは活発で負けず嫌い。最初からミンチン先生やいじわる同級生とやりあっています。小間使いのベッキーは黒人、セーラのアクションシーンありで、自立志向のアメリカンな小公女でした。
主役のリーゼル・マシューズが利発そうで瞳が輝いていて、とても魅力的。物語同様にすべて兼ね備えた大富豪のお嬢様です。
原作はイギリスの陰鬱な寄宿舎の寒々とした小さな屋根裏部屋で、泣きながら過ごし、少しずつ部屋が変わっていくところが見所でワクワクしたのに、このシーンが短いのが残念。
いちばんの違いは観てのお楽しみ。ずいぶん改変しているけど、たしかに、こちらの方が現代的で、ドラマチックですね。
ミンチン学院の制服の色が印象的で、最後は明るい色味に変えたらよいのに、と思いました。
もう一つ、良いなあと思ったのが、インドの民話のシーン。エキゾチックで華やかでした。
年間500本目。今年は後半忙しくなり、なかなか時間が取れなかったのですが、年間通してはけっこう観られました。filmarksのグラフが毎週赤くなったのは初めて。来年はもう少しゆっくりしようと思います。
まだ年内観る予定ですがレビューあげられないかもなので、まずはこの一年のご挨拶を。
✨今年一年間楽しいシネマライフを送ることができたのも、一緒に泣いたり笑ったりできるお仲間がいたからです。ありがとうございました✨
また来年も、幸せな時間を過ごしましょうね✨
皆さま健やかに、良い年をお迎えください✨
来年も、よろしくお願いいたします✨