のうこ

大理石の男ののうこのレビュー・感想・評価

大理石の男(1977年製作の映画)
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街とか工場がちゃんと魅力的に撮られていないのが、悲しい。屋上で喋るシーンが1番良かった。映画人が、関係者の人の傷をえぐっていくのは良かった。ただものほんの記録映像と映画の中の関係者によって語られる記憶と、映画のストーリーの中での映像の噛み合わせが悪いと思う。とくに過去と現在とのつなぎが下手。手持ちカメラでとるという姿勢が現在にも過去にも見えて、一貫させてるのかわからないが、それにしてもフレーミングがうまくいってない。それでいてつなぎもうまくない。あがる瞬間もあるんだけど、のりきれない。
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