NANCY

デンデラのNANCYのレビュー・感想・評価

デンデラ(2011年製作の映画)
1.0
女が70歳になると山奥に捨てられてしまう姥捨山。
そんな姥捨山に捨てられた老婆達は実は生きていて…というストーリー。
ストーリーからして老婆の復讐劇、うん、なんと恐ろしいんだろう、と思っていたが、まさかの展開。
7割熊と戦います。
そもそもツッコミどころが多過ぎて物語に集中できない。
デンデラという捨てられた老婆達が作った村。
主人公?浅丘ルリ子さんがちょうど50人目であり、それをきっかけに村に復讐をするというデンデラの長100歳。
しかしデンデラを見るとどれも立派な建物だし、50人の老婆が元気に生活している。
その時点で村を襲えよ!
という気持ちにならざるを得ない。
そしていよいよ物語のキーパーソン、熊の登場だが。
復讐劇を裏切られてまさかの熊との死闘となった物語は最悪許すとしても、それならそれで熊をもっとリアルにしてくれ!!!
老婆vsおもちゃのクマさん、です。
でも一応は復讐に行く老婆一行。
熊の次は雪崩にあって100歳の長を失う。
マジでなにやってんのこの人たち。
そしてデンデラに戻りまた熊との死闘。
もういいよ!!!
浅丘ルリ子さんの謎のスローモーションシーンとか、本人は物凄く頑張って走っているんだろうけどどう考えてもめちゃくちゃ遅い引き画のショット。
老婆が老婆でしかなかった。
あらすじにインパクトはあるものの、それに大きく裏切られた、全く面白くもなんともない映画でした。
熊ってこんなだっけ?
これは観なくていい!!!
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