iwashi

東京物語のiwashiのネタバレレビュー・内容・結末

東京物語(1953年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

小津監督作品視聴3作目。
いよいよ真打ち。

まず、完璧でした。非の打ち所がない。
老夫婦の寂しさ、紀子さんの親切さがなんとも…なんとも、いえない…

秋刀魚の味、小早川家の秋、での家族とはまったく違う。

親離れをした子供達と、遠くはなれた尾道からやってきた老夫婦のまるで他人のような、いやそれでも確かにある意味家族のような東京物語。

戦死した次男の嫁、紀子さん。
この人の魅力はなんなのか…原節子さんの魅力なのか、うーむ。
やはり、正直な人だからなのかな。
取り繕ったり、着飾ったりせず、正直なありのままの魅力なのかな…

血の繋がりがないからこそできるいたわり、血の繋がりがあるからこそできる図々しさ。

この対の描きが上手すぎる。

場面すぐ飛んで展開が早いのにずっと心穏やか、ゆるりと鑑賞できる。
なんのけなしの会話、場面が感情をなでる。
一大スペクタクル映画でもないのに終始退屈しない。
キレイな数式のように計算し尽くされてる構成。

文句無しの大名作でしょう。





以下、視聴中の感情


満を持して観ます
笠智衆さん大好き
すごいおじいさん感
東京では皆お待ちかねでしょうて
あ↑りがーと
空気枕あった笑
おなじみ固定アングル
直角に次ぐ直角
僕の机廊下にっ
相変わらず子供にくたらしっ!
この会話の正面アングル好きすぎ
何てことない会話が染み入るのこれで
お刺身も出してあげよ
のり子さんきたーっ
原節子さん好きすぎ
お出かけならず
グズる憎子供
あー、あんなとこで遊んどるよ
白餡
高いんでしょー、こんなんじゃなくていいのよ
娘婿それなりにいい人
汚い下駄はいていくといいわ笑
のり子さんはとバスツアー
のり子さん好きや
あっちがわたしの家
写真、これも首を曲げてるなあ
いいお隣さん
しょうじさんとお酒飲みたかったろうねえ
はぁ、いいねぇ、このシーン
のり子は食べずに扇ぐ
熱海に追い出し…安上がり…
静かな海じゃのう
からの大麻雀
うるさい安旅館…寝れない…泣
かわいそう、帰りたくもなるよ
帰るか、東京もみたし熱海もみたし
あらー、帰ってらしたの?笑
ほんとこの娘は笑
また、こういちのとこ行って迷惑かけてもなあ
とうとう宿無しになってしもうた、フェぇ
地べたに座って食事っせつないぞ

ほれみぃ、すぐそれじゃ
服部と酒
いないはいないでさびしいし、いりゃいりゃで邪魔にするし
二ついいことはないもんじゃ
敢闘精神
世の中の親は欲張りじゃ
肩もんでるよ…のり子さん
思いがけしょうじの布団でなあ…
いいなあこのシーンも
いいんです、わたし年取らないことに決めてますから
ええ人じゃのう、あんた
そしてこの表情、すすり泣き、たまらない
泥酔地獄コンビ帰還
しょうがないわねぇ!
これはほっといてヨシ
やんなっちゃうなあっ
おかあさまにお小遣い
傘、ンフフ
大阪物語
ええほうですとも
よっぽどええほうですとも
しあわせなほうでさぁ
どう結んでいく?
東京の話でもちきりだろう
ハハキトク
行かなきゃいかんだろうて
喪服
どうした?暑いか?
もうすぐくる、もうすぐじゃ
なおるよ、治る治る、治るさ
で、どうなんじゃ
そうか、いけんのか
そうか、おしまいかのぅ
あああぁ
のり子さん、あんた喪服持ってきた?
いいえ
きれいな夜明けやった、今日も暑うなるぞ
お母さんがちいそうなりよる
孝行はせにゃなあ
お父さんが先のがよかった
がめつく遺品を
のり子さんいてあげて、か
いいじゃないの、今日くらいお酒
そうかい、もうみんな帰るかい
でもねえ、きょうこさん
子供は離れていくもの
誰だって自分の生活が一番大事になるもの
なりたかないけど、やっぱりそうなっていくもの
いやあ、おかあさんいうとったよ、あの晩が一番嬉しかったいうて
他人ののり子さん
わたくしずるいんです
忘れてる日があるんです
なにかをまってるんです
やっぱりあんたはええ人じゃ、正直で
妙なもんじゃ
時計、学校、汽車、ひとり、
iwashi

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