結論: 家族の在り方、その難しさは今も昔も変わらない
評価ポイント:
・爺さん婆さんの朗らかさ。小さなことに苛立たず、クヨクヨせずは楽観か諦観か。
・紀子さんとの爺さん婆さんの絆。血の繋がりよりも心の繋がり。血が繋がってるからって、お互いへの想いやりをサボってはいけないってことかな。
・作品のメッセージが直接的じゃないので、説教臭くない。ただその分意図を汲み取ったり、考えたりするのが難しい。
ここもういっちょ:
・味付けの濃い最近の作品に比べると、ずーっと平坦に物事が描写されていくので、物足りなさを感じた。過度にドラマティックに描かない、という良さでもあるのかもしれないけど。
その他雑記:
・リアリティのある演技ではなかったけど、作品全体に違和感がないのはなんでだろう。
