このレビューはネタバレを含みます
総評: 近くで見ると悲劇だが、遠くから見ると喜劇
オチが始めに告げられるのが斬新。
あの程度のネタバレなら逆にどうなるんだろう?ともっと興味を惹かれてワクワクするね。
あのブロンドの親友がビッチもどきだったってのがおどろき。あの一言であの子の見え方が180°変わるよね。
登場人物それぞれの身に立ってあの結末の意味を考えると、かなり見え方変わってくるのがまた一興。
評価ポイント:
・コメディによりすぎず、くらーいヒューマンドラマやサスペンスに寄りすぎず、異常なまでのバランス感覚
・ヒステリックなママの演技すごいな。
・精神異常のカレのぶっ飛んだ感性から出るポエム調の語り。何言ってるかわからんけど妙に引き込まれる。この脚本書いてる人もやってるんだろうなぁ。
ここもういっちょ:
・束の間でいいからケビスペにご褒美を与えて欲しかった。
・死にオチって物語のまとめ方として簡単すぎる気がするのよなー。