ヒラリー

夜の第三部分のヒラリーのレビュー・感想・評価

夜の第三部分(1972年製作の映画)
3.6
ポゼッションでは何が何だか分からんが凄いと思ったアンジェイズラウスキー、初監督作
第二次世界大戦下のポーランド
ミハウの留守中、ナチスに襲撃に遭い妻子死亡
自身も命を狙われるも似た人間が殺され運良く生き延びる。
そこで死んだ筈の妻そっくりの女性に出会い惹かれ…
だが彼女の夫は生きており連れて行かれてるだけで間男のような関係に。
妻子が亡くなり稼がなくて良いミハウだが妻に似た女性を養う為チフスワクチンの治験に協力
最初はSFか?と思ったけどあとからSFってなんだ?って概念から疑問を抱いてしまったし、書きながら話を整理しようと思ったけど余計混乱するだけやわ…。
自分の妻子が亡くなった直後に妻に瓜二つの女に身を捧げる(治験)狂気というか、ミハウから見た登場人物が都合の良い様に解釈されている(妻の姉の話)のが事実なのか、この話自体が幻なのか…
シラミにスポイトで血を与えるシーンが好きだった。
話はよく分からなかったがラストは良い。結局そういうこと?
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