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多羅尾伴内のmhのレビュー・感想・評価

多羅尾伴内(1978年製作の映画)
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角川が「犬神家の一族」を当て、松竹が「八つ墓村」を当て、東映も怪奇・猟奇ものをってことで、かつての大ヒットシリーズ多羅尾伴内をエース監督、鈴木則文でリブートしてみたって感じだったのだろうか。
変装とか怪人が出てきて、あえて古風な探偵もの狙ってる。なかなか楽しいんだけど、実質国宝の小林旭になにさせてんだ?
ググると舞台装置でアイドルの胴体が真っ二つになるのが当時見たひとのトラウマになってる模様。宝塚大劇場で実際に起きた事故をヒントにしてるんだろうけど、なかなかえぐいシーンに仕上がってた。
同時上映は松田優作の「最も危険な遊戯」だそうで、この温度差がいちばんえぐいかも。
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