タイトルの読み方がわからなかったが、作品を見て「チン（成）ギ（吉）ス（思）カン（汗）」と気づいた😳。

真面目な歴史ドラマととると西洋人が東洋人を演じている事に違和感はあるが、これはこれで舞台設定として割り切ると、悪くはないなあと思った。

チンギスカンも登場するが、主役はサマルカンド姫役のアンブライスかな。元々の個性として持つ太々しさがプラスに働き、悪女を余裕綽々で演じる😁。色気で男達を、、、。仕向け方がしたたかだし、英国騎士を取り込んでいる辺りも、、、😎。

邦題には少し違和感が。
チンギスカンが主役ではなかったかなあ。

良作。

サマルカンドが舞台なので観てみた。『ミルドレット・ピアース』で印象的だったアン・ブライスも出ているしちょうどいいかなと。

1220年、ホラズム=シャー朝の都として栄えていたサマルカンドを、モンゴル帝国が破壊した歴史的事件を題材にした映画。

モンゴルへの対抗勢力として十字軍が出てきたり、この事件でチンギスの長男ジョチが死んだり、史実は無視した歴史スペクタクル。

モンゴリアをバーバリアンと呼び、それを撃退する十字軍をヒーローとして描く、古くさい西洋中心史観を恥ずかしげもなくまとっており、端から観る気力を失ってしまう。まぁ昔のB級歴史モノにあれこれ言うのも野暮だけども。

アクションもお色気もストーリーもカメラワークもセットもぜんぶしょぼくていいところを見出だすのが難しい。チンギスの顔がぬぼーっとしてアホっぽいのが可愛いくらいか？