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獣兵衛忍風帖のマッシモのレビュー・感想・評価

獣兵衛忍風帖(1993年製作の映画)
3.8
劇画天才アニメーターの川尻善昭監督原作のエンタメ時代劇。トンデモ8人集を山ちゃん演ずる獣兵衛が切り伏せていく話。

川尻さんとは? とりあえずアニマトリックスに一作作っとる人です。

【キャスト】
(主人公とその仲間)
牙神獣兵衛(きばがみ じゅうべえ):山寺宏一
陽炎:篠原恵美
濁庵(だくあん):青野武

(鬼門八人衆)
氷室弦馬(ひむろ げんま):郷里大輔
鉄斎(てっさい):大友龍三郎
シジマ:大森章督
紅里(べにさと):高島雅羅
現夢十郎(うつつ むじゅうろう):若本規夫
百合丸(ゆりまる):関俊彦
石榴(ざくろ):勝生真沙子
蟲蔵(むしぞう):野本礼三

【ストーリー】
「はぐれ忍び」の牙神獣兵衛は、陽炎というくノ一を偶然にも助けてしまうことから物語が始まる。

彼女は、とある疫病の調査のために下田村に潜伏していた所を悪の忍び軍団、鬼門八人衆に襲われたのだ。仲間は全滅。彼女も手籠にされかけていた。

この事がきっかけとなり、鬼門八人衆に付け狙われることになった獣兵衛は、陽炎と旅の中で出会った怪僧の濁庵とともに八人衆と対決していく。

【総評】
(全体感)
日本では受けなそうな絵柄だけども、錚々たるメンツからリスペクトを受けただけあり戦闘シーンはエグい。(カッコよく、そしてスタイリッシュでちゃんとグロい)

スタイリッシュアニメとして今でも充分通じる作品と思います。

【あとがき】
郷里大輔さんや青野武など既に鬼籍に入られた方々の声が聞けて懐かしくも寂しい気分でした。
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