MaruyamaRyo

狂った一頁のMaruyamaRyoのレビュー・感想・評価

狂った一頁(1926年製作の映画)
3.0
大正15年作られた前衛的な映画。リングで出てくる呪いのビデオの映像が1時間続く感じ。
自分の曽祖父母世代の人が、こんなアバンギャルドな映像を作っていたことにビビる。しかもこれが劇場公開されているという。字幕もないので古さを感じず今見ても、100年進んでるじゃないかと思う。
冒頭10分弱は飛んじゃってる映像のオンパレードで最高だが、主人公が登場して話が始まってくると、割と退屈。今度は逆に字幕が無くて困る。
終盤の旧エヴァみたいな謎の解決は好きだが、最初と最後だけでアンダルシアの犬くらいの短編だったらもっと好きだったと思う。
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