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フットルースのぉゅのレビュー・感想・評価

フットルース(1984年製作の映画)
3.5
2022年 鑑賞 22-267-31
NHK BSプレミアム にて
「摩天楼はバラ色に」「マグノリアの花たち」等のハーバート・ロス監督による、シカゴ生まれで、アメリカ中西部の保守的な小さな田舎町ボーモントにやって来た高校生レン(ケヴィン・ベーコンさん)が、住人との隔たりを克服して行く青春作品。サウンドトラックのヒットや当時の流行であるMTVを始めとするプロモーションビデオなどヒットも相まって、一種の社会現象となったことも有名。

ー 気ままにやろう フットルース よそ行きの靴 脱いで ー
音楽は知っているのに作品自体は観ていないパターンってあるよね?私は「ハリーポッターシリーズ」とか「SWシリーズ」... あとこの作品も...

ケヴィン・ベーコンさんだったんだぁ!、車のシーンは超ハラハラで超怖い... 若い女の子に何やらしとるんや!あと数カット超アングルがいやらしくて好みじゃないっ!あざといというか、そういうは嫌い!、あの町頭のネジぶっ飛んでる?音楽につられ過ぎでしょ?そら禁止にされるわ!よく分かる!ショー牧師(ジョン・リスゴーさん)の気持ちが!(それを言っちゃお終ぇよ!なので、今回は一旦置いといて!で鑑賞)

“(ダンスは)ここにはない 違法なんだ 5〜6年前から 自動車事故で若者が死に 音楽と酒とダンスがやり玉に挙がった”
テープは買わねぇ ラジオはあるけど聞かねぇ メン・アット・ワーク(バンド名)は知らねぇ ポリス(バンド名)? それなら後ろに(それは警察/ポリス)... そりゃまずいなぁ...ってコメディシーン?、農耕車チキンレースと「ヒーロー」(ラグビーで有名な曲だが、あれカバーだったのね!)

悪い噂と火のない所に煙はたたない、ケヴィン・ベーコンさんのダンスの上手さ、いい真っ白な怒りややり切れなさが出ている、青春の甘酸っぱい恋愛の駆け引きが... って誰が言うとんねーん!、止まらないver. の「10●目のプロポーズ」か?

“困る必要ないわ 受け入れればいいの 私は変わらない”
構図としては若者(生徒、子ども) 対 大人。でも、私はレンを始めとするダンスパーティしたい数人の若者 対 町全体の大人と言いながらもダンス反対のショーとショーに従う教師(牧師?)たちにしか見えない!風呂敷広げたんなら、少しでもいいから、中途半端じゃない納得させられるシーンを観たい!あと女に手を上げる男、許せないっ!

“ほら見たことか お前が目立つから こっちまでとばっちりだ”
“親父が家を出ると言い出した時 俺に悪いところがあるからだと思った (悪いところを直したが)結局出てった 俺のやったことは全部無駄だったんだって分かった 何も変えられない でも今はこう思っている 俺でも何かできる”
煉瓦を投げ込まれ... 、「地獄で焼かれろ」、おかしな町、なぜこの町でダンスパーティ?、ダンスは酒やドラッグが付き物で危険をはらんでいる、レンの聖書やダビデ王の行ったこと等でダンスの正当性を訴え...

私自身いい青春を送った訳ではないので、こういう青春を最高だとは思わないが、でも同時に憧れもある。が、私も今年でン十歳で、もう青春時代からもうかなり経つんで、そこまでの思い入れはほぼないのが現状... でも私の分も今の若者には青春を送って欲しいと願っています。

「皆の父親にはなれないのよ それは無理」

「あの法はもう古い 今は踊る時です 僕らはダンスで人生を祝う」
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