MayuShimada

フットルースのMayuShimadaのレビュー・感想・評価

フットルース(1984年製作の映画)
3.8
ケヴィン・ベーコン、おじさんになってもかっこいいけどこの頃もかっこいいな~

ちょうど良いのよね、若いから可愛らしさもあるんだけど大人になりかけてる時期独特の色気も出ててね。
あ、念のため言っときますけど役としての話ですよ。私生活で十代の少年にときめくことはありませんからね!私の歳でそれ犯罪だし!笑

踊ることもロックも禁止されている小さな田舎町が舞台のお話だったので、エルヴィス・プレスリーが活動してた頃の映画なのかなと思いきや、彼が没してから公開した映画のようですね。
保守的というか過保護というか、中学生とか高校生ぐらいの頃って駄目と言われれば言われるほど興味がわく年頃ですから、それ逆効果なんじゃね?って思いながら見てました。

エリエルとレンの距離がじわじわ縮まっていくのがいいですね~。
最初は余裕ぶっこいてたクラスの一軍(?)エリエルちゃんも、自分が仕掛けた恋の駆け引きにあんまりのってこないレンの落ち着きっぷりに負けを認めた模様です。
そうだよね、わかるよエリエル。がっついてるチャックみたいなのより大人の雰囲気があるレンの方がいいよな。煙草も酒もやる(高校生!)くせに対応は紳士だし。

途中なぜか挟まるシャワーシーン、揃いも揃ってみんなムキムキの引き締まった良い身体しててもうサービスシーン意外の何物でもない。うまいこと身体の一部とタオルで隠しててね、何回見切れてカットかかったんだろうなこのシーンとか思った 笑
ところであれはどこのシャワールームなのか…謎多きシャワーシーン。

恋愛のあれこれも、ティーンならではの有り余るエネルギーも、納得できない大人たちの言い分に反抗したくても方法がわからなくて葛藤する感じも、たぶん誰もが経験していることだと思うんですよ。
古い映画だけど、共感できるところ多いんじゃないかな。

でだいたいこういう映画にいつも出て来るトラックみたいなゴツい車に乗った町の不良ね。あとチキンレースね。
毎回思うけど学校の駐車スペースのルールが解らなさすぎる。どう停めてる?どこに停めてる?ってかそれ出られるのか?
終盤エリエルを車で迎えに来てかっこよくエスコートするつもりがインキーしちゃってわたわたするレンがソーキュートでした。
窓開けてて良かったなー、ギリギリだぞレン。

もうみんな可愛いよ…!私の青春時代ははるか十年以上前だ!輝いてる…!まぶしい…!
日本では公開されなかったみたいですがフットルースリメイク版があるようなので今度見ようと思います。

あ!使われてる音楽たちも良いですよ!
MayuShimada

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