だるま

西部戦線異状なしのだるまのレビュー・感想・評価

西部戦線異状なし(1930年製作の映画)
4.0
平和な世の中からの視点では
西部戦線異常ありすぎ。
だけど
戦争の場では
西部戦線異常なし、なのだろう。
それほど「異常」の振れ幅が壊れている。

最後の切ないシーンが印象的。

そして1930年の作品。出演者、作成側全ての人がおそらく全員亡くなっている。人類の遺産であり、そして尚戦争が尽きないことに関しては、今まで戦争で亡くなった人、そしてこういう作品までも侮辱をしているとも取れよう。

無駄な死はごめんだ。



「神よ何故なのです。
私たちはただ生きたいだけだ。
何故殺し合うのでしょう。
銃と軍服を脱いだら友達になれたのに。」
だるま

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