藤見実

ビバ!マリアの藤見実のレビュー・感想・評価

ビバ!マリア(1965年製作の映画)
3.3
旅芸人の一座が革命に巻き込まれて、もと反イングランドのアイルランド革命派の父を持つブリジットバルドーが大活躍し、ジャンヌモローとともに革命を率いる、というめちゃくちゃな話。ナイフ投げや鳩使い、大男など、一座のキャラと能力が革命に活かされるのも楽しい。だけどまあ扱ってる題材に反してマジでペラッペラな話になっててびっくりする。役者と組み合わせの妙というだけの感じで、映画としてはあんまり成立してない。話は良いので、大女優使って同じ話でもっといい映画が撮れると思う。ブリジットバルドーがマシンガン撃ってると嬉しいよねうんうんってだけだから。

レオーネもそうだけどアイルランド系がメキシコにかかわる映画ってもしかしてあるのかな。。
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