ゴールデン洋画劇場にて鑑賞
再鑑賞:2019/7/4 BS
以前地上波で観た記憶があるが久々再見。
スティーヴ・マックィーンが「荒野の七人」と「大脱走」の間に出演した1本。監督はドン(ドナルド)・シーゲル。
1944年第二次大戦フランス戦線の米軍の小部隊の戦いを描いた作品。低予算の白黒作品。マックィーンはかつては勲章をもらったこともあるが今は二等兵に降格になり転属してきた問題児。彼を含めた数人で最前線を守ることになり、独軍との厳しい戦いに臨むことになる、、、。
マックィーンのキビキビした動き、強い眼差しが大スター前夜の雰囲気を発散させている。少人数だけに各人物の個性が描かれ、敵のトーチカと相対して戦う中、仲間が少しずつ犠牲となる。ドン・シーゲルはその地味ながら厳しい戦いを時に実写フィルムを交えてじっくり描いている。
部隊の一員としてジェームズ・コバーンが共演している。眼鏡をかけ、こちらも身のこなしがスマートで目立つ。
そして、この後東宝の怪獣映画にも出演するニック・アダムスがアメリカに行きたくて部隊に参加するポーランド人民間人を演じている。