突撃隊の作品情報・感想・評価・動画配信

「突撃隊」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

前半と後半で、
雰囲気が異なる感じを受ける。

前半は隊のメンバーそれぞれの
ひととなりが紹介されS・マックイーンも
その中の一人として登場時こそ
印象的だが、それ以上深掘りされないし、
それは他のメンバーも似たり寄ったり
の感がある。(脚本かなぁ)

夜戦に入った後半以降は、
いかに少人数で凌ぐかというところなど、
クールにリアリズムぽっい感じで淡々と
描かれ、呆気なく同僚が戦死して行く。

そのあたり、狙いなのか、
前半のキャラ説明も大して効いて
くるほどのこともなく
ホイホイ無情に斃れるあたりは、
『最前線物語』などを見ている
今となってはさすがに物足らないかな。

シーン自体が、
ほぼ数カ所で完結しており、
全体的に低予算映画だったのかなと
いう印象。(『荒野の7人』の後
なんだけど)
た

たの感想・評価

3.0
どこから観ても、マックイーンですね

深夜の白兵戦って緊張感ありますね
otomisan

otomisanの感想・評価

4.3
 河野仁(1961- . 防衛大学校 国際交流センター長. 教授)は「"玉砕"の軍隊、"生還"の軍隊」(講談社,2001)のなかで米軍は兵に対して「降伏は名誉」である?と、あるいは、「不名誉ではない」なのか分からないが伝えていたと言う。意味は同じようでも含みはまるで逆の事に感じられる。不名誉でないだけの働きをして生き延びられたなら、というところだろうか。
 とはいえ、戦争映画で率先降伏する米兵はあまり見ない。たとえば、中隊級100人以上を要する正面を6人で長けりゃ数日間も守れなどと命じられて、見える先には独軍の機関銃のトーチカと当然地雷原、火力も兵数も敵優勢下、どれだけ働けば降伏できる誰かが生き残るだろうか。
 対する独軍にとっては絶対防衛の対仏要塞線。このラインを押し返されると友軍はどうなるか、攻勢に出て敵の出丸トーチカを奪ってもそこを維持できるか、孤立しないか、退路どころか補給を確保できるか、味方主力はどこでどうしているか、なにを選んでも悪そうな情勢で尽くせる最善とは何だろう。現状を保てと厳命する先任が死んで、残ったベテランたち3人が取る敵トーチカ攻略が裏目に出たとき発案者Mc.はただ一人生き延びて、敢闘こそ間違いないけれど、部隊指揮権も無いまま命令違反し戦死者2名を出すという不名誉を着てしまう。
 優勢な敵の攻勢下で退却しても捕虜になっても不名誉とはされなかっただろうが、かえって軍律を乱したとして被る不名誉は当然ではあるけれど、あの3人のベテランたちのむざむざ退けない思いがなんなのか、十人の子持ちがこの要塞を落せば本当に帰国できる?あるいは、そのまま除隊が叶うかも知れない?とする想像を上回ってしまう事に心打たれる。しかし、その一方でこうした賭けのような攻勢が一体真っ当な事なのか、なにか捕虜になっても決して不名誉ではないと諭さないと無茶な攻勢で無駄な戦死を積み重ねて、"生還"の軍隊といわれながら実は"生還せよ"と命じなければならない無鉄砲な軍隊というもう一面があるのかも知れないと感じられた。
 そして、いつもながら、危ない橋こそ勝機の宝庫と思うMc.らの活躍が、万事打って出る事が身上なのか、かつての西部の流れ者の血でもあるまいが、地に根を下ろした生き方が馴染まない身の上の泣きどころ、1930年代アメリカのあんな娑婆には戻れないし戻る当てもない男たちの寄る辺なさの裏返しのように思えてならない。
 ならば、"玉砕"の日本軍はどうだろう、社会を挙げて兵に「死ね」と「死命と刻め」と教育しなければ外征まで課す兵に本分を果たせと修養させられなかったのだろうか。米国と異なりもともと戻る家と家族、郷党への意識が強くあった所為だろうか。
 思えば捕虜となった後の連合軍兵士の対独戦が幾つもの映画で語られるように「名誉ある降伏」とは実は捕虜となっても軍の秘密を口外しない、利敵を憎み反抗をよしとする兵個人の戦いにあるようだ。対して日本兵の遺した大量の日記、手記が軍の秘密事項を書き記してあったためそれらを鹵獲した米軍に大いに利用されたように、あるいは捕虜となって敵からの尋問に抵抗する術を知らなかったために秘密事項を利敵行為と気付かぬまま口外してしまったケースの多さを米軍資料が証してくれる。話中、Mc.がポーランドの若者を撥ね付ける事情とはそうした背景を表す事でもある。
 このように、個人の資質を信じるかのごとく前線でも捕虜となった後も頼りとし、ハリウッド経由で米兵かくあるべしと告げた米軍、それに対して、頼れないと悲観し虜囚の辱めを受けず「死ね」と切り捨てた日本軍との違いが戦争映画からも感じられる。
 ただ、その個人の資質としての戦場力の最たるMc.が中隊の援護を得てあのトーチカを単身制圧するのを見ていると、ふと、死んでいった戦友の弔い合戦でもあろうが、戦場でこそ本領が出せる男と将軍以下みな認めたMc.への飲酒運転での交通事故に関する軍法会議などと喫緊非常時の宝の持ち腐れとして肯定できない軍人同士として、はなむけの気持ちで申し渡したろう前線復帰、要塞攻略の緒戦突破。死出の花道のような、将軍以下期待通りの突撃行が、つつがなく軍功を挙げた先に何かが待っていると信じられるような人々と異なる、かつて娑婆にあっても生きる甲斐も当ても求め得なかっただろう男の怒りの捌け口であったように見えた。
眼鏡なジェームズ・コバーンが拝めるドン・シーゲル監督によるモノクロ戦争映画

90分と短めながら、キャラクタをしっかり描き分けていてとっても面白かった!

もちろん戦争映画なので悲惨なことになり、結構衝撃的なシーンもあります。

が、かなり好みの展開で大満足☆



1944年。
フランス、モンティーニ。

もう帰国出来ると思っていたのに、また前線に駆り出されることになったアメリカ兵士たち。

拠点を守る任務だが、他戦地にも向かわねばならず、拠点はたった6人で守れと言われてしまった。

ドイツ軍にそれを悟られないように、6人は様々な仕掛けを施すのだが……



なんてカッコいい THE END !!!

モノクロだけど迫力満点☆

個性的なキャラクタたちはみんな心に残ります!

優秀だけど反抗的スティーヴ・マックィーン
眼鏡イケメンなジェームズ・コバーン
色々持ってる調達・貯蔵係
嘘無線報告が楽しくなってきちゃうタイピスト
ポーランドから来たイイ奴

拠点の話なので範囲は狭いですが、内容は大作並み!

流石ドン・シーゲルな良作でした(〃∇〃)
かにょ

かにょの感想・評価

4.1

このレビューはネタバレを含みます

誰やねんこんなセンスない邦題つけたの!笑
原題はめちゃくちゃかっこいいのになあ…。

それはさておき、この映画は本当に面白い!

まず、たった6人で戦わなくてはならないというシチュエーションがユニーク。あの手この手で「たくさん兵士がいる」と見せかけようとする頭脳プレイには唸らされるし、観ていてワクワクする。
ジープのシーンの楽しそうなコバーンの笑顔は最高なんだよな…ずっとあの笑顔で笑っていてほしかった。

あと随所に挟まれるユーモアセンスが最高。とにかく登場人物の会話が小気味良くて、どシリアスな話なのについ笑ってしまったシーンも多々あった。

「(教会で)俺だって敬意を払う相手はいるよ。目に見える相手にね。」
「ピンチのときはもっとヤバいことを考えるのさ」
「俺は物事がうまくいくように自分を訓練したんだ。でも今は何が正しいのか…」

などなど、印象に残るセリフも多い。

また出てくるキャラが皆実に人間臭くリアルなので、そんな彼らの会話劇をずっと見ていると愛着がわいてくる。そして好きになった頃に呆気なく死んでしまうという無情さ。
特にラストといったら、はじめて観たときはあんまりなオチにしばらく呆然としてしまった。
ユーモアとシリアスのバランスが実に絶妙な映画だ。

スティーヴ・マックイーンのキレてる演技が凄まじいのは勿論なんだけど、個人的にはやっぱりジェームズ・コバーン演じるヘンショーが好き。というか、ジェームズ・コバーンのキャリアの中でもトップクラスに好きな役かもしれん。
ホーマーに「ドイツ兵殺す!」って言われて複雑な顔するところとか、火炎放射器でドイツ兵を焼き殺すときに耐えかねて叫ぶところとか、本来は凄く優しい人なんだろうというのが端々から伝わってくる。機械オタクという設定も微笑ましくて、ずっと車いじりしてニコニコ笑っててほしかったな…。
ホーマーに「(卵を)僕ヘンショーにあげるよ」って言われて見せる笑顔が本当に良い笑顔なんだよ。

派手さはないけど、噛めば噛むほど味が出るというような、洗練された映画だと思う。
wong

wongの感想・評価

3.5
面白い。臨場感を長回しで上手く見せる。
戦場だが、物理的移動距離の小ささの中でここまでスケールが大きい映画になるのか。登場人物の描き方がとても上手くて。
出てくる人みんなを好きになる。
最近のハリウッド映画なら、きっと皆同じ制服を着ている筈、とそんなことが気になるくらい、意外に皆の格好が自由でした。アメリカ映画を見てるとナチスの制服が大変統一的で美しいのですが、アメリカ側もそうなっていってるんですね。
私は、揃ってない方が現実的なんでしょうが、映画は見た目が大事なので美しい方も好きです。

ポーランドのことをちょうど知ったばかりだったので、ホーマーさんのことを良く分からないけどグイグイ入ってくる謎のポーランド人と思わずに見られたのは良かったです。彼の事情を慮ることができ、知っていることは大事だと思いました。

ナチスの映像は実際のものなんでしょうか。迫力が違いました。
Gierck

Gierckの感想・評価

4.8
1962年ドン・シーゲル監督、ハロルド・リプシュタイン撮影。
冗長なショットなど一つもなく、見えない敵との戦いという構図を活かしたドン・シーゲルらしいタイトに引き締まった映像が続く。
暗闇を十分に活用したモノクロの映像も素晴らしく、生々しいリアリティを生み出している。
マックィーンのイカれ方も凄まじい上、戦闘シーンの運動神経も群を抜いているし、ボビー・ダーリンのコミカルでありながら悲しい演技にも引き込まれる。
ドン・シーゲル監督の第二次世界大戦もの。終盤盛り上がる。小隊で砦守るミッションを果たすため、知恵と勇気を駆使するのだが、組織の壁が問題点として浮かび上がるのは古今東西同じ課題。S・マックィーンが上官無視の無鉄砲兵隊演じ好演。擬似戦車の音は面白い。地雷は怖いな。
その他

その他の感想・評価

3.7
1944年、ドイツ-フランス間ジークフリート線。帰還命令に沸くアメリカ兵たちも束の間。無情にも前線進軍へ命令が書き換えられた。

アンチ・ヒーローの頂点スティーブ・マックィーンは白黒でも凄い!
アクションを求めてみると肩透かしを喰らうかもしれませんが、戦争の生産性の無さを皮肉に描く流石の巨匠ドン・シーゲル監督とのタッグは伊達じゃなかったです。
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