まず、坂本龍一によるサウンドトラックが秀逸すぎた。
「形式」に囚われた行動。
日本軍の非人道的な俘虜への扱い。
同性愛も描かれている作品だった。
個人では何もできない。集団の中に混じり、発狂する。弱い人間性を見た。
戦争は本当に人間を狂わせる。皆、正しいと信じる者の犠牲者である。
ハラ軍曹が酒に酔ったシーンで顕著にわかる。皆人間なんだと。
「私は個々の日本人を恨みたくない」このローレンスの一言に尽きる。本質を見極めることが大切だと学んだ。
この時代にもまだ切腹が行われていたことは知らなかった。
日本人特有の考え方は気づかずとも現代に必ずある。日本の目線から全てを見ていたら確実にバカになる。だからこそ異文化も知る必要がある。そう言った意味でも、それを2時間程度で教えてくれる映画は観る価値がある。
争う前に、酒を酌み交わそう🍶
Merry christmas,Mr.Lawrence.