ジョン万次郎

戦場のメリークリスマスのジョン万次郎のレビュー・感想・評価

戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)
3.6
たけしの演技は噂ほど酷くなかった。
棍棒振り上げて「コノヤロウ バカヤロウ」って言ってる様はいつものたけしだったから違和感なく観れた。

切腹途中に、上官が来たから介錯人が敬礼しちゃうシーンのシュールさなんかはたけしは絶対影響受けてるというか、非常にたけし的だった。


坂本龍一は思ってたほど酷い演技じゃなかったけど、下の中って感じ。
ただ想像より映画映えする顔だった。


ボウイを殴るシーンとかは、みんな気を使って殴るフリだけしてるのが丸わかりだった。
ただ、ボウイって本当にカッコいいんだなってのは良く分かった。まじイケメン。

存在感あるけど、メチャクチャ演技下手だなーって思った人がいたから、後で調べたら内田裕也だった。
あのロックンロールおじさん、映画だと何気に存在感あって凄い。
ただ演技は一番下手。

坂本龍一の名曲は文句なし。
あの曲がかかるOPとEDはマジで最高。
OPなんかは本当に「あ、これ絶対名作だわ」って思ったし、EDもタケシの顔面UP「メリークリスマス ミスターローレンス」と一緒にあの曲が流れ始めるとこは素晴らしかった。


ただ、全体的に退屈なシーンが多かったのは否めない。
みんな大好き、名曲「Merry Christmas Mr.Lawrence」だけで持ってるような映画。
ジョン万次郎

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