よくある脳内お花畑映画とは違って、過去の悲惨な出来事を主人公が乗り越えられない映画。
どんなに悔やんでも人生は続いていく。
過去の出来事を乗り越えていくのではなく、それを抱えて生きていく。
悔やんでも悔やみきれない出来事は、一生悔やんでいくしかないのかもしれない。
それでもその過去と向き合い、生きていくしかない。
多分これが安っぽい邦画なら周りの人たちに支えられて、なんか突然知り合った同じような過去を持つ美人と知り合って、お互い惹かれあって、心の傷を癒しあって、主人公が笑顔を取り戻してハッピーエンドになるんだろうけど、全くそんなことはない。
重い映画。