Daniel

戦場のメリークリスマスのDanielのレビュー・感想・評価

戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)
4.0
第二次大戦における日本軍によって捕虜にされた将校、そして日本軍人との関わりを描いた作品です。

当時日本軍が行ったことの悲惨さ、だけではなく戦争そのものの非情さが心に刺さります。
「狂ってる」というセリフが度々登場しますが、まさしく彼らは狂っていたのでしょう。
もしかすると、戦争という非情で非常な状況下ではある意味仕方ないのかもしれません。
きっと彼らはそんな状況下でなければ良い友人になれたのでしょうが、現実はそうさせなかった。

「Merry Christmas Mr. Lawrence」
曲名にもなった、最後のセリフは忘れられません。

戦争の無意味さ。
そして我々に「戦争なんて怒らなければいいのに」と再認識させてくれる良い映画だと思いました。
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