コップランドのいめーじのネタバレレビュー・内容・結末

文字通りサツの王国と化してる逆無法地帯の町で、おっとりと従順な感じに生きてるスタローンが終盤でワイルドスタローンになる熱い構成。

個人的には片耳難聴ってだけで好感持っちゃうし、そうなった原因が迷いなく正義を実行した若い時代にあって、あの頃を取り戻す話でもあるのがカッコイイ。
ペコペコしてきた課長が腐った上層部を急に壊滅させたような勢い。

全体的に静かで真面目な時間しかないし、スタローンの良いのか駄目なのかよく分からん演技も結果的にシブい。
突き抜けた要素の無さが良さになってる稀有な例。
女をゲット〜なオチではなく、謙虚というか地に足のついた「今日も一日がんばるぞい」なラストも好きだ。