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愛のために死す
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『愛のために死す』に投稿された感想・評価

3.6
1971年のアンドレ・カイヤット監督作品。元々弁護士をしていた経歴を持つ彼は法律や道徳観、正義とは何かといったところで展開される物語を得意とする。国際的な評価も高く、ヴェネチア国際映画祭の最高賞である金獅子賞を『裁きは終わりぬ(1950)』と『ラインの仮橋(1960)の』で2回受賞している。
本作は1969年にフランスで起こった、高校の女教師ガブリエル・ルシエと教え子の恋愛事件を材にとっている。2児の母であるガブリエルが16歳の生徒と交際するようになる。生徒の両親の反対を押し切り、愛を貫いた彼女は裁判に持ち込まれ、未成年者誘拐の罪が言い渡される。学校や交際相手の親だけでなく、テレビや新聞で取り上げられたことで全国から非難が寄せられ、次第に精神状態が悪化した彼女は自宅でガス自殺してしまう。この事件をかなり忠実に映画化したのが本作『愛のために死す』である。本来この映画のためにシャルル・アズナブールが作曲した同名シャンソンが主題歌として使用されるはずがフランス版では使用されず、海外版のみ収録されている。
 
ルーアンの高校の新任の女性教師ダニエル(アニー・ジラルド)は授業だけでなく、教室の外でも生徒たちと左翼思想について議論を交わすなど型破りで人気者だった。いつも議論する生徒のグループに17歳の男子生徒ジェラール(ブルーノ・プラダル)もいた。いつしかダニエルとジェラールは交際するようになる。この2人の恋の芽生えなどといったロマンス部分にカイヤット監督は時間も情熱も注がない。それよりも両親や世間や法律に追いつめられる2人の彷徨に焦点が当てられるのだ。
初めは教師と仲良くしている息子に対して喜んでいたジェラールの両親(フランソワ・シモン、モニーク・メリナン)だが、その距離感に異変を感じ、息子に悪影響があると交際を禁じる。それに怒ったジェラールは家を飛び出しダニエルに会いに行く。強引に引き離された2人は再会を喜び、愛を確かめ合うが、この映画ではそのたびに引き離されるというのが繰り返される。両親は父兄たちも巻き込み署名活動などをして学校に詰め寄り、ダニエルは教職を追われることになる。ジェラールも遠くの寄宿学校に転校させられ引き離される。それでも万聖節には約束通りダニエルに会いに行き、また引き離される。それでもダニエルに会いたいジェラールは学校も抜け出し、採石場の小屋に身を潜めダニエルと密会するようになる。我慢の限界を超えたジェラールの父はダニエルに対し未成年者誘拐の訴えを出す。取り調べを受け、家宅捜索された結果彼女は刑務所に送られてしまう。彼女の釈放を条件にジェラールは非行少年院に入る決意をするが、父の意図で精神病院に入れられる。またまた大きく引き離された2人だがジェラールは再会のために再度脱走を決意する。
 
実際の事件の通り最終的に死に至る恋物語なのだが、何度引き離されても再会を願う2人の姿が印象的だ。この映画の背景として五月革命があり、その希望からの絶望に呼応するような悲しい2人の恋路が余韻を残す。
2.8
フランスの作品は何でも観ると決めているので鑑賞。
最初の救急車(?)のシーンは何となく『昼顔』(上戸彩の…)を彷彿とさせた。
これだけ何度引き裂いてもどうにか会おうとする2人なんだから、成人になるまで待って正々堂々会えるように周りもサポートしてあげたら良かったのに…と思う。
というか、男子生徒の方が未成年に見えなくて、もうお互い愛し合ってるならもう良いんじゃないかな、という気分になってしまった。
友達がとても良い子たちで、この子たちのおかげで2人が変な関係じゃないという安心に繋がってるように思えた。
マクロン大統領はエリートなのにどうやって乗り切ったのか気になる。
もし日本版があったらもっと別の感想になったかもしれない。
そして男女が逆転してたら先生が悪いと言いたくなるだろうなと思った…。
[tv5monde APACにて鑑賞]