ゴリアテの憂鬱

カルメンという名の女のゴリアテの憂鬱のレビュー・感想・評価

カルメンという名の女(1983年製作の映画)
4.1
ゴダールにしては(?)映像が少し洗練され過ぎているように思いました。
映像だけで言うと、とても〝映え〟ています。
とか捻くれた感じで書いてますが、魅力的なショットが沢山ある作品でした。


サスペンス,恋愛,政治,そしてクラシック…

観ていて、一体、何の映画なんだと思わせられますが、そもそもこの映画はカルメンという女性を描いた作品で、これがゴダール映画。

途中、波の音でカルメンのセリフが掻き消されているシーンがありましたが、レディオヘッドで言うところの〝クリープ〟くらい後々ゴダールが後悔していたといたら、とても微笑ましいです。