“美しさは我々が耐えるべき恐怖の始まりだ”
当然よくわからない、でもなんかすごいしずっと観ていたい
常に用いられる赤と青のモチーフが、裁判を境に黄に変化していき、同質化されていくのか、でも最後はや…
このレビューはネタバレを含みます
ゴダール18本目。
Filmarksの平均点が高くて驚いた。
これまでに観たゴダール作品の中でも音と映像の駆け引きの激しさは随一で、気持ち良さよりも実験に付き合わされているような気分にはなったものの…
自分は物語が好きなんだなとかえって気付けるからいいな。自己言及的だったり、メタ性、シュールに思える現実感でそんなハマってないんだけど、これも映画なのかと幅を見せつけられるたびに興味深さが勝って満足度…
>>続きを読むタイプライターのシーンでいきなり好き
こんなショット どうやって思いつくの
色が好き 光も好き 波の映像も好き
カットの切り替わりも好き
途中 あれっ? これって劇中劇なの?って思いかけて…
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強盗団を率いるカルメンという美女、弦楽四重奏を練習する演奏家、ゴダール本人が演じる映画監督、という3つの軸が軽快にホップステップしているなと思ったら不意に終幕してしまってポカーン状態。銃撃と音楽と裸…
>>続きを読む美しく撮ろうとする映像と音楽、そして美しい俳優が絡み合って事情的な雰囲気を醸し出している。
ストーリーはあってないようなもの。比較的追いやすくはある。それは銀行強盗や性行為などすべてが淡々と撮られ…