砂利川権兵衛

民衆の敵の砂利川権兵衛のレビュー・感想・評価

民衆の敵(1931年製作の映画)
3.5
なかなか良かった。禁酒法時代のアメリカで貧困層の若者が酒の密造・密売で成り上がる。徴兵され心に傷を負った兄との対比。ギャングになっても変わらない母親への愛情。カチコミから衝撃の「帰宅」シーンまでのスピード感ある展開は一世紀近く経っても色褪せない魅力を放つ。