砂利川権兵衛

シェラ・デ・コブレの幽霊の砂利川権兵衛のレビュー・感想・評価

シェラ・デ・コブレの幽霊(1964年製作の映画)
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「心霊映画」の演出を考えるうえで勉強になった。

サンプリング音じみた不自然きわまりない女性の悲鳴が気持ち悪くていつまでも耳にはりついてる。白黒反転幽霊、納骨堂からの電話、建築家の住むモダンアートふうの屋敷から漂う謎の不安感、ミステリ的な展開、後味の悪い結末など思ったよりも見どころが多くて良かった。