このレビューはネタバレを含みます
出征前のウェディングパーティや狩りのシーンが長すぎて、
これ戦争映画じゃなかったっけ?と不安になったころに
突然戦場に放り込まれる展開にショックをうけた。
主人公のマイクは寡黙だが
心情がしっかりと伝わってくるデニーロの演技がすごい。
若き日のクリストファー・ウォーケンの
王子様のようなさわやか美青年っぷりが
後半とのギャップで泣ける。
あのマイクのニックに対する熱い視線って
やっぱりそういうことなんでしょうね...
ベトナムでニックに再会したときのマイクの必死さがせつない。
もっと戦争シーンがメインになるのかと思ったら
戦争前後の日常シーンを丁寧に描くことで
悲劇を際立たせていて、高評価も納得の名作映画。