当時、トリュフォーが絶賛したとか、どこまでがどうなのか分からないですが、ちょっと気になって観てみました。
湘南あたり、その昔、太陽族なる若い悪ガキ集団がおりました。親が金持ちでまともな仕事もせずナンパや遊びにあけくれる若者像は当時としては新鮮だったのかもしれませんが、今観るとまあ、どうということはないです^^;
石原裕次郎の兄と長門裕之の弟が、一人の女性(北原美枝)を取り合う。この女性も只者ではなく兄弟を翻弄します。カメラワークなど、何処となくヨーロッパ的なヌーヴェルヴ的な感じがしないでもないです。
原作が石原慎太郎というのが、石原兄弟とこの映画の兄弟(兄弟の関係は逆)がかぶるのかもしれません?
ラストもちょっと衝撃的ではありました。