昭和100年映画祭その18
前回「月曜日のユカ」映像美に惚れて中平康監督の前作を鑑賞。原作はご存知、元知事🫡
巷ではやっとこさテレビだの冷蔵庫だのが普及してるさなか、
パリピたちは葉山で水上スキー😅…
狂った果実とは女のことを指してるのか?それとも兄?はたまた恋に裏切りに狂わされた弟?
有名な石原裕次郎さんとやら、初めてみた。でもこれのどこがかっこいいの?なんでもてはやされてるの?私は生理的に無…
ラストが「軽蔑」や「冒険者たち」のような。
全体に戦後の若い世代(太陽族)を象徴する若々しさや軽やかさがある部分もフランス映画のそれに近いかも。初期ヌーヴェルバーグやのちのロベールアンリコなどの作…
葉山の黒く澱んだ海は、この映画の舞台には合っている。石原裕次郎の主演デビュー作としては只者ではないオーラを放ち、兄の慎太郎原作の物語は時代の若者達に何を訴えかけたというのか。
戦後の若者達の逃避か、…
トリュフォーも絶賛した中平康監督の代表作。
石原裕次郎の作品を初めて観たが、
「太陽族映画の最高傑作」と言われるだけあり、
失われた世代の虚無感、葛藤、狂おしい愛を
フィルムに刻みつけた傑作だ。
…
現在ではアウトな価値観も見られるが、原作脚本が石原慎太郎なのでまあ納得。
ストーリー自体は若さと女と嫉妬というしょうもないものだが、ウィットに富んだ台詞回しや月光でキラキラ光る海、顔ドアップで独り言…