Taul

狂った果実のTaulのレビュー・感想・評価

狂った果実(1956年製作の映画)
3.0
『狂った果実』(1956)VODで初鑑賞。中平康監督。原作小説の実は古典的で分かりやすい設定を元に長編デビューとは思えない安定感と技巧が冴える演出。低予算も幸いしてヌーヴェルヴァーグへの影響も分かるがアメリカの青春映画やその後のニューシネマも含め世界の映画の呼応の中に日本映画もいた証だろう。そして日活の戦後の隆盛へ。太陽族は映画史の中でエポックだった。
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