すあまさえ

魔女の宅急便のすあまさえのレビュー・感想・評価

魔女の宅急便(1989年製作の映画)
4.1

ずっとかりたかったけどなかったんです。
1ヵ月くらいかな。
それでこの前ようやくかりれたの。

映画鑑賞記録は6年前くらいから付けてるんだけど、一回も観てなかった。

だから今回すっごく新鮮で、改めて面白いなぁと。
本はね、3巻まで読んだんですよ。
角野栄子さんね。


13歳で修業に行くって、よく考えたら凄いですよね。
26歳の今でも、世の中って良い事ばかりじゃなくて挫けそうになるのに、キキはずっと前からそういう想いをするんだもんね。

人の冷たさと、人の優しさに触れて、キキは大人になっていく。
自分でもまだ言葉に出来ない感情がときたま出てきて、うまく処理出来ない。
そういうのを描くのが、さすがジブリ。さすが宮崎駿。

わたし、人に優しくしてもらうと泣いちゃうんですね。なんなんでしょうね。ズキズキするんです。それから、その優しさを糧にしばらく生きていける、みたいな。
世界に絶望しなくて良いのが嬉しいというか。いや、普段見えてる世界が別に地獄絵図という訳じゃないんですけど..笑


おそのさんの優しさ、キキのためにケーキを焼いてくれた奥さまの優しさ、トンボの優しさがあって、キキがある。

1人でなんでもやんなきゃいけないって、守ってくれる人がいないって、大人になったらそういう所にいかなきゃいけないって思うんだけど、見てくれてる人は見てくれてるし、一生懸命の気持ちは伝わる。

頑張ったらその分が必ず自分に良いことを引き起こす。
すあまさえ

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