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あの頃ペニー・レインとのnatsumiのレビュー・感想・評価

あの頃ペニー・レインと(2000年製作の映画)
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ロック好きな少年が小さな雑誌に寄稿した記事がたまたまローリングストーンズ誌の編集者の目に留まり、人気上昇中のバンドStillwaterのツアーに同行しインタビュー記事を書くよう依頼される。主人公がチャンスにも恵まれていてとんとん拍子すぎるけれど、良心を持つ新米音楽記者としての葛藤は見てて面白かった。劇中で大先輩の音楽批評家が「俺たちはクールじゃない」って何回も言ってるけど、批評に必要な知識があるかはともかく期末試験すっぽかして執筆をするという、好きを極めて周りに流されずちゃんと行動に移しているのはめちゃくちゃクールじゃん!言いたいことはわかるけど。観る前は勝手に主人公だと思っていたペニー・レインは可愛いけどただのマニックピクシードリームガールだった。70年代やロックに詳しければもっと楽しめたと思う。
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