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あの頃ペニー・レインとのBBのレビュー・感想・評価

あの頃ペニー・レインと(2000年製作の映画)
3.5
少年記者がバンドツアーに同行する中で出会った人々との交流を描いたヒューマンドラマ映画。

15歳で音楽ライターになった少年が出会った不思議な魅力のあるペニー・レインと酒に女にだらしなく不安定なロックバンド、音楽の世界に触れ合いながら少しずつ成長していくストーリー。自由に生きている様に見えて誰しも弱くて脆い、みんな不安を抱えながらもその時一瞬を好きに生きてる感じが最高に切なくて尊い、まさにエモいってやつ。
主人公の淡い恋と成長、一つのバンドの挫折と成功の物語をペニーという女性が繋いでいるような感じ。切ない恋心と眩しい友情、家族愛、それぞれが次のステージに一歩踏み出すラストは儚くも希望に満ち溢れていて胸熱。

10代で観たら拗らせ加速させるだろうなぁこれ。
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