大手企業のプログラマーが高性能AIの実験に巻き込まれるSF映画。
社長ネイサンに呼ばれ、もはや人間と瓜二つな美女AIロボットエヴァとの対話を任命された主人公ケイレヴ。会話をする内に次第にエヴァに惹かれ、同時にネイサンへの不信感を募らせていく、ロボットと人間どちらを信じるのかというサスペンスっぽい話。
作中ではあくまでAIはプログラムからは逸脱してはおらず人為的な事件のように語られる、けど最後に笑ったエヴァを見ると心を持ったようにも思える。
AIには心が存在するのか否かというSFでは超王道のテーマではあるが、無機質で美しい映像と静かな心地悪さが中々に癖になる。
エンドロールまで社長がオスカーアイザックだとは気づかなんだ。