このレビューはネタバレを含みます
Tシャツのデザインで揉めたり、ドラッグキメて大変なことになったり、不時着しそうな飛行機の中で暴露大会からの喧嘩に発展(そしてゲイカミングアウト)したり、かなりしょーもないバンドマンに恋したペニー・レインに恋したライターの卵の少年の話。
あっさりライターになれちゃってるなーとか、あっさりツアー同行してるなーとかいうツッコミは些細なことなので気にしないでおく。
なんかの賭け事で賭けられたペニー・レインの泣く姿、最高にグッと来た。「ビールの銘柄は?」って返すのカッコ良すぎる。惚れるわ。
最後に2人を再会させる粋な計らい(オーバードーズする位好きなのに自分より2人を優先させるとかかっこよすぎ)、それまでの軋轢を感じさせない2人のインタビューシーン最高。あとラストのツアータイトルが「もう飛行機には乗らないツアー」なのもクスッとした。なんだかんだ解散の危機を迎えても解散しないもんなのね。
最後に飛行機のチケットを取るペニー・レイン、もうバンドに同行はしないけど、それでも遠くから応援する姿が、真のバンドエイドだった。
とにかくペニー・レインかっけえ。
(これ洋画だから良いけど邦画で同じような映画撮ったらメンヘラビッチがヤリ捨てされる、地獄みたいな映画になりそうだな…それも見てみたいけど)