麻薬王のデンゼル・ワシントンと真面目なラッセル・クロウと憎たらしいジョシュ・ブローリンがバッチバチであるという映画。
事実は小説より奇なりとはいうけど、流石に面白い話過ぎる。フランクがギャングとして成り上がる過程、主に麻薬の輸送方法がナンジャソリャって感じでびっくり。最近見た「ウォー・ドッグス」をちょっと思い出しただけ。それに対するロバーツらも、「黒人なのに何でアリの試合をスペシャルシートで見てるんだ?怪しい!」ってなるのも大分酷くて笑っちゃうんだけど、でもそれだけ黒人のギャングっていうのが珍しいっていうか有り得ない時代ってことなんですね。どうしてもデンゼル・ワシントンのギャングっていうのが何ともミスマッチで、その違和感が拭いきれなかったんだけど、ラストになってようやくデンゼル・ワシントンのキャスティングに納得できた気がする。
成功すれば敵を増やし、諦めれば友人を増やす。