えれき

夕陽のガンマンのえれきのレビュー・感想・評価

夕陽のガンマン(1965年製作の映画)
3.8
『ドル箱三部作』の4Kレストア上映が話題になっていたので本作を鑑賞

『荒野の用心棒』がサブスクに無かったので本作を選んだのだけど、めちゃくちゃ面白かった!

画面から臭ってきそうな男臭、どこを切り取ってもポスターになりそうな斬新なアングル、しつこいくらいに二転三転するストーリーと、どこまでもケレン味たっぷりで、これは世の男子はみんな釘付けになるやつですなー

無骨で怖いもの知らずの若い賞金稼ぎ・C.イーストウッドがとにかくカッコ良過ぎ!
銃の扱いやタバコを吸う等の所作のカッコ良さ、長身でスタイル抜群と、映画スターの条件全部取りみたいな感じが圧巻

もう1人の主人公・L.V.クリーフも、やんちゃな若者を受け止める度量を見せつつ、まだまだ現役感を覗かせる老ハンター役が激渋だった

三部作の中では本作が他二作に比べて作品としてはちょっと落ちるってレビューを見かけるのだけど、本作の満足度が高過ぎたので、他二作も観てみようと思います

いやー今まで触れてこなかったのが良くないんだけど、きちんとS.レオーネ通ってから、タランティーノ作品や『男たちの挽歌』とか観るべきだったなー
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