囚人13号

泥棒成金の囚人13号のレビュー・感想・評価

泥棒成金(1954年製作の映画)
3.4
卵嫌いとグレース・ケリー好きという個人的な嗜好が前面に押し出された、ある意味最もヒッチコック的な映画かもしれない。

花火キッスからもう顔面が肉体以上の官能性で画面を支配する、故にブリジット・オーベールはグレース・ケリーに嫉妬するしかないしやる前から負けてんのよな…。
イーディス・ヘッドのファッションデザインも特別煌びやかで、それはもう凄いんだけれど…いくらヒッチとはいえ演者に内容が負けて(追い越されて)いたら評価はこの辺に留めたい。
囚人13号

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