泥棒成金の作品情報・感想・評価・動画配信

「泥棒成金」に投稿された感想・評価

だい

だいの感想・評価

2.1
ヒッチ作品の悪いトコといいトコが両方綺麗に出た作品な気!

・いいトコ…常に捕まりそうで油断できないハラハラ感!味方だと思ってた奴が裏切り者なのが最後の最後で判明するプロット!

・悪いトコ…なんでいきなり恋に落ちとんねん!という段階踏まない御都合ロマンス!犯人が超簡単に自白!とりあえず腕力すごすぎ!


そして邦題!ダサい!
「成金」って何やねん。
ジョンがかつて泥棒稼業で財を成していい暮らししてるから、
ジョンのことを言ってる邦題なんだろうけど、

作品の内容にそこ全く関係ないやろ。。。。

こういう邦題付ける人って、
最初の5分しか観てないんじゃないか説さえ提唱できるわ。


ストーリーは特にこれといった特筆点はないけど、
だいたいの場合「めっちゃすごい冤罪から逃げながら真犯人を探す」
がヒッチによくあるやつだけど、
「冤罪が上塗りされ続けるのを防ぐ」っていうのはちょっとだけ新しい。
ちょっとだけだけど。
あと、保険屋が最大の協力者ってのは珍しくてすき。

盗品が出ない以上、
「手口が同じ」だけで逮捕できないんだから、
そもそも初動の段階で逃げんなよ!!

しか無かったのが、
最初からいまいち感情移入できなかった最大の原因。
なぜ逃げた?


ダニエル役の女のコ、
誰かに似てるのずっと思い出せなかったんだけど、
これ書きながらようやくわかったわ。
あれだ、
女子プロレスの里村芽衣子だわ。

やっぱりあの顔は身体能力高いのか。。
bell

bellの感想・評価

3.5
序盤はテンポが悪い様に感じたけど、途中からはやっぱり面白い。
さすがヒッチコック作品です。
そしてグレース・ケリーが本当に美しいです。
okawara

okawaraの感想・評価

3.6
絶品のロケーションカットに惚れ惚れ。これはスクリーンで見たい!

恐ろしいセリフで幕引き。後味の悪さはバツグン!
まあね。ちょっと退屈だった。映像はカラフルで美しいけど内容は本当にどうでもいい。誰が泥棒とかすぐ分かった、他に面白いのがあまりない。酷くてもないけどHitchcock作品としてはちょっと弱い。
マスン

マスンの感想・評価

3.5
これぞ軽妙酒脱。名匠アルフレッド・ヒッチコックによるラブ・サスペンス。
自分の偽者を追う天才宝石泥棒の恋と冒険を描く。容姿端麗を地でゆくケーリー・グラントとグレス・ケリーに溜息必至。
U-NEXTレビュー

「北北西に進路を取れ」のケーリー・グラント主演。元宝石泥棒。
同じ手口で宝石が盗まれ、疑われてしまい刑事から張り込みされてしまう。
自分で真犯人を見つけるしかない。

美しいグレス・ケリー。衣装が華やかでとても素敵。ラブロマンスもたっぷりに見せてくれる。
ラストは後味良し。
                                                                                         
グレイスケリーがつよつよのつよで、もはや美女というかイケメンでした。
ヒッチコック作品コンプリート企画。意外とマニアックな作品は見てるのに、トップクラスで有名な本作と『めまい』『北北西に進路を取れ』を未見というかなりの不届者だったので、今さらすごい勢いで観てます(笑)。

金持ちだけをターゲットにした宝石泥棒”ザ・キャット”としてかつては名を馳せた男ジョン・ロビー。戦時下の功績も認められたことで警察からも恩赦がくだり、現在はリヴィエラで悠々自適な生活を送っている。そんなある日、高級リゾート街で彼と全く同じ手口の盗難事件が多発。ジョンはもちろん身に覚えがないのだが、あらぬ疑いをかけられ追われる身となってしまう…。

あらすじだけでも面白い、まさにエンタメの極意が詰まった痛快作。【間違えられた男の逃避行】というテーマは今もなお様々な映画作品で焼き直されていますが、やっぱり鉄板に面白いですよね!
”歩くダンディズム”ケイリー・グラントが引退済みの怪盗に扮するという設定からもはや反則(笑)。冒頭の屋根を歩く猫と盗難事件発生のモンタージュに始まり、いったい誰がザ・キャットの真似をしているのかという謎がどんどん深まっていくスリリングな展開に手に汗握り続けました。黒幕は最後まで予想付かなくて、分かった瞬間「えー!!」と思わずびっくり。振り返ればしっかり伏線も張られていたのに!さすがヒッチコック大先生…!!

思わずため息が出てしまうほどの美しさながら、時に白熱のカーチェイスを披露する大胆さも併せ持つヒロイン、フランセス役にはグレース・ケリー。初登場の瞬間から、イーディス・ヘッドが手掛けた衣装を見事に着こなす絶世の美女っぷり。当時26歳ながらケイリー・グラントとの年齢差も気にならないほどにオトナな魅力にあふれていて本当に素敵でした。個人的には白いハットが目を引くモノトーンの衣装が特に好き!
notebook

notebookの感想・評価

3.5
屋根を飛び回る姿から「猫」と呼ばれた宝石泥棒のジョン・ロビーは、今は足を洗い、仮釈放の身で自由気ままに暮らしていた。しかし、ある時、リゾート地の高級ホテルから次々に宝石が盗まれる事件が発生する。その手口がかつてのロビーのそれと同じことから、警察はロビーを捕らえようとするが…。

南仏を舞台に、汚名を着せられた元宝石泥棒が、自分の模倣犯を捕らえるようと奮闘する姿を軽快なタッチで描いたサスペンスー、というよりロマンチックコメディ。

サスペンスの神様ヒッチコック監督の作品だが、怖くもないしハラハラもしない。
「たまには洒落た映画を撮ってみよう」くらいの肩の力の抜きよう。
見る方も力を抜いて見るべき。

身に覚えのないロビーは警察の手を逃れ、独自に調査を開始。
自分の偽物が狙いそうな高価な宝石をもった金持ちの旅行客を探し、アメリカ人女性のジェシーとその娘で若く美しいフランセスの2人に近づく。

ヒッチコック監督はグレース・ケリーを撮りたかったに違いない。
美貌とゴージャスな衣装の美しさも良いのだが、お姫様然とした彼女の演技を開眼させたかったに違いない。

本作のフランセスはお金持ちでプライドが高く、勝気な女性。
自分が美しいと認識しており、そこにいるだけで周囲の人々と視線を集めるのを当然と思っていて、まったく気にも留めない…と最初はとても嫌味な女性。
それまでのヒッチコック作品とは全く違う役所。

フランセスは出会ったロビーに興味を持ち、やがて2人は恋に落ちる。
ロビーを愛するようになって、可愛らしい女性に変わってゆく…ツンデレである。

恋が成就する歓喜を表した花火を背景にした官能的なキスシーンは映画史上ベストワンかもしれない。

模倣犯はロビーも良く知るかつての仲間の娘だった。ロビーは漸く穏やかな生活に戻る。
2人の恋の鞘当がメインで、泥棒の話は「さもありなん」と取ってつけたかのような終わり方だ。

お話はずさんだが、南仏の美しい風景とグレース・ケリーの美貌に見惚れるだけで良い。
時折、洒落たセリフとコメディのやりとりにクスッと笑えば良い。
ヒッチコック作品で最も微笑ましい映画だ。

最も残念なのは邦題。
元泥棒の男と石油成金の娘の話しだから「泥棒成金」とは…
もっとロマンチックな題名なら、良かったのに。
ducksoup

ducksoupの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ヒッチコックお得意の、当世風に言うところの「匂わせ」が随所に仕掛けられている。

一体、彼は何を証明しようとしているのか。盗んでいないことの証明。何を?

かつての名泥棒が、無実の証明に取り組む。

この映画において、盗むということは、女の心を盗む、あるいはもっと直接的に貞操を盗むということが重ねられている。

花火ももっと直接的に性であり、恋愛の熱情を示す。

女が屋根から落ちそうになりながら証言させられたのは、なんの無実か。彼女と彼が出来ていないことの証明をさせられたようにも見える。これも匂わせ。

最後、男は女に捕まり、結婚を匂わされ、なんとも言えない顔で終わる。お縄頂戴、年貢の納め時というやつだ。逮捕。

匂わされ、すかされる、オシャレで、軽い、恋愛映画だった。

ほとんどの人は、グレースケリーのこの世のものとは思えぬ、美しさに目を、まさに「奪われる」だろう。
概ねしっとりしているが、そんなに入る?ってくらいの人数で車に乗り込むシーンとかケイリー・グラントがめちゃくちゃ浅黒い(意味はある)とかのユーモアも好き。
>|