このレビューはネタバレを含みます
ってリメイクかーーい！！！！！！
2.0と書いてあったので知識のない私は続編だと思ってました。
冒頭のシーンで、ん？見たことあるぞ…と嫌な予感を覚えつつ謎のCG加工の少佐がビルから飛び降りた時は心の底から残念な気持ちでした。
後から調べたら押井さんの実験的な試みだそうですが、そこを踏まえても個人的にCGは無い方が断然良いです。
少佐が海に潜って浮かび上がるシーンのCGも中途半端なクオリティでちっがーーう！！と指差して指摘したいです。（前回もCGだったらすみません）
昔のCGじゃないアニメ映画が素晴らしいと思ってるので今回のリメイクは好きではないです。
…がしかし、リメイクと分かっていながらも85分と短いのもあり、区切りのいいとこで停止しようにもダレるとこもないのですんなり最後まで観てしまいました。
人形遣いの声が男から女に変わったのは違いがあって面白かったです。
女の外見から男の声が聞こえる違和感で異質さが際立った前回の方が面白いとは思います。
ですが、男の声の人形遣いが少佐に融合を持ちかける会話が気色悪かったので（すみません）その点では今回のリメイクだと女性の声同士で不快さはありませんでした。
改めて2度目の鑑賞ができたので、まあ良かったかなと思います。
最近『レオン』を観たので少佐とバトーの関係がなんとなく、あの2人に似てるなと思いました。レオンも間違えてオリジナル版と完全版どちらも観る羽目になったので攻殻もレオンも2パターン観れて光栄で…す…。
2.0とあるので私のような間違いはあっても、こちらを最初に観る人はいないと思いますが、押井さんや、この作品の印象が大きく変わってしまうと思うので慎重に選んでほしいです。
攻殻は2.0ではなく最初の方を、レオンは完全版を観ることを強くお勧めします。
