のりくんママ

秋刀魚の味ののりくんママのレビュー・感想・評価

秋刀魚の味(1962年製作の映画)
4.5
1962年の映画、NHK.BSで放映されたので、録画して鑑賞。
「もはや戦後ではない」と言われてから6年くらい経過した日本の庶民の様子、その中で生きる人々の生活や気持ちがつぶさに現実的なこととして伝わりました。
半世紀以上経った現代にも通づるヒエラルキーや夫婦関係、親子関係、核家族化、結婚問題、経済的な理由で避妊している息子夫婦、そして何かあるたびにお酒を飲む人々。

・赤星のサッポロビール、今では期間限定的なイメージで見つけると買っちゃうのですが、多くのシーンに登場してた🍺
・落ちぶれた感じの、昔、漢文の先生だった人、テレビをチラッと見た息子が、「この人、水戸黄門じゃん」と言った😀
・何とも美人で上品で気立ても良くて芯の強さを感じさせる娘の役、ちょうど私が先週見た1代目「極道の妻たち」の姐さん、岩下志麻さん👍
・ちょいちょい出てくる薬の話、、、まさかあの時代からバイ◯グラあったのか💊?😱

最後まで分からなかったのは、タイトルとなっている「秋刀魚」の意味でした💦

※私が観たの、デジタル修復版だった・・のでここに感想掲載したのは間違いだけど、面倒なので、そのままにしておきます。
同じ作品のはずなのに、あらすじのところに書かれている文章が異なることに気づいて興味深いところ。
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