残像

人生は四十二からの残像のレビュー・感想・評価

人生は四十二から(1935年製作の映画)
3.2
ヨーロッパとアメリカの文化のギャップ、主にアメリカ人の粗野性、伝統の無さみたいなところをコメディとして描きながら、最終的にはアメリカという国の自由と平等について礼賛する、という作品。

出ている役者すべてが良い。なかでもチャールズ・ロートンのあの正確な動き、そして愛嬌、チャーミングさは素晴らしい。あとローランド・ヤング、ナチュラルなのか緩慢なのがよくわからないのにどこか心地よい振る舞いは、ときに緩急をおりまぜなんだかとにかく素晴らしい。
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