中国京劇養成学校で育ったジャッキー、サモハン、ユンピョウの少年時代を描いた作品。
父親が豪州へ出稼ぎに行く為、アロンは全寮制京劇学校へ預けられる。そこで出会った上級生サモと弟分ピョウ。いずれこの3人は京劇で優れた生徒だけが入れる神セブン「七小福」に選ばれそれぞれの未来へ進むのでした。
公開時に映画館で鑑賞。再鑑賞はアマプラ。
京劇学校ユウ先生の弟分アワンが日雇いスタントマンの仕事で日々を食いつなぐが、年で身体がついていかずにクビ状態。香港映画の劣悪な撮影現場で働くアワンはとうとう気が触れて奇行に走りだす。演じる「霊幻道士様」ことラムチェンインは44歳の若さで逝去。彼の晩年も病気による痛みの為に得意のアクションが出来ずに苦しんでた事を考えると このシーンは泣けてきます。
ユウ先生がデートをする広東歌劇女座長を演じるのはチェンペイペイ。可愛らしいおばちゃんです。彼女は60年代武侠映画の女剣士役で一躍有名になり『グリーンディスティニー』では久々に映画出演して「毒狐婆さん剣士役」がインパクト大でした。
京劇学校で本来 ジャッキーが出会った頃のサモはガキ大将でイジメっ子。体がデカく身体能力も抜群だったけど脚を怪我して長期入院。お見舞いのお菓子を食べ続けて肥満体型に。デブゴンの原型がここで作られました。
ユンピョウは泣き虫でイジメられっ子。バク転や宙返りやなどのアクロバット能力がクラスいち優れてました。
■その他メモ■
体育館のダンスシーンがミアとヴィンセントのダンスみたい。
ユウ先生、唐辛子カラくないのか！？
亀の7年間って…
