だいごろー

父ありきのだいごろーのレビュー・感想・評価

父ありき(1942年製作の映画)
3.8
@神保町シアター

戦中の小津作品。

この時から小津のスタイルや目線はあまり変わってないんだなと実感した。
父親と息子が釣りをするシーンが2度繰り返されるのが良い。2人の動きが見事にシンクロしてるのも観ていて気持ちが良い。

唐突に訪れる死と不吉なモノが背筋を凍らせるのがなんとも言えないアクセントになってた。