ドストエフスキー

ペパーミント・キャンディーのドストエフスキーのレビュー・感想・評価

3.9
人の人生は圧倒的に環境に左右される。
もっといえば一つの出会い、一つの選択、自分以外の誰かの選択にさえ人生を動かす力があるが、それを自分で動かすことはできない。いわゆる運命として受け入れることしかできないが、それを簡単にできる人もなかなかいない。不条理にまみれたこの世界の現実をただただ突きつけてくる良い映画であった。